2013年04月30日

抗がん剤の有力候補発見!神戸大研究グループ

神戸大学の研究グループが膵臓ガンなど、多くのガンの原因になるタンパク質の働きを抑える可能性がある物質を突き止めたとの事で、新たな抗ガン剤の開発に繋がる可能性が高いと発表しています。

効能や副作用が従来の抗癌剤とどう違うのかは分かりませんが、現在使われている抗ガン剤が約2割の人にしか効果が見込めない事、また、副作用が強く、むしろ余命を短くしている感も無きにしもあらずという現状を鑑みるとリアクションが難しい。

もし、私がガンになって治療をするとしたら高濃度ビタミンC治療を選択しますけどね。

【以下は時事通信より転載】

膵臓(すいぞう)がんなど、多くのがんの原因になるたんぱく質の働きを抑える可能性がある物質を突き止めたと、神戸大大学院の片岡徹教授らの研究グループが29日発表した。片岡教授は「研究が進めば、全てのがん患者の2割に有効な抗がん剤の開発につながる可能性がある」と話している。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 
研究グループによると、「Ras」と呼ばれるたんぱく質は、大腸がん患者で40〜50%、膵臓がん患者で60〜90%、全がん患者では約2割で活性化し、重要ながんの原因物質の一つとされる。
 
抗がん剤は、がんを起こすたんぱく質表面の「ポケット」と呼ばれる構造と結合し、がん細胞の増殖を抑える。グループは2005年にRasのポケットを発見。今回、約4万種類の化合物を解析したところ、三つの物質がそれぞれRasのポケットに結合することを発見し、「Kobe(神戸)ファミリー化合物」と命名した。
 
マウスにヒトの大腸がん細胞を移植し、Kobeファミリーを投与したところ、がん細胞は投与しなかったマウスの約半分に縮小した。Kobeファミリーはいずれも有機化合物で生産も難しくなく、薬剤に応用しやすいと片岡教授らはみている。 
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『長生きしたけりゃ肉は食べるな』 Vs 『肉を食べる人は長生きする』

糖尿病の食事療法ではカロリー制限食と糖質制限食のバトルが至るところで見受けられますが、最近は長生きと肉食に関して相反する考え方の書籍が発売されている事もあって、肉食論争で盛り上がっているようです。

まずは、こちら



【送料無料】長生きしたけりゃ肉は食べるな [ 若杉友子 ]

著者は76歳の食養研究の第一人者で、病院にかかったことも無いし、健康診断を受けた経験もなし。白髪もなく、歯も丈夫、老眼にもなっていないという驚きの健康人。

日本人は農耕民族で穀物菜食をしていたため腸が長く肉の消化には時間がかかるので腸内に長く残り腐敗し「さまざまな“肉を食べていると長生きできない”と警鐘を鳴らしています。

一方で、こちらの本の著者は、医学博士で日本応用老年学会の理事長。低栄養の人は脳卒中や心筋梗塞になりやすい!ちょい太めが長寿で健康的という考え方で、脳血管疾患の死亡率が肉を食べている人ほど低いと指摘。肉食や牛乳を飲む利点を述べています。



【送料無料】肉を食べる人は長生きする [ 柴田博 ]

まあ、相反するタイトルになっていますので、肉食の是非を問うバトルと思いがちですが、全体の一部として肉食に関する考え方が記述されていると捉えるべきかもしれません。

私は「肉食は可能な限り避けるべき!」という主義で、食べてはいけないとも思わないし、積極的に食べるのは高リスクだと思っています。魚が一番だと思いますけどね。
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2013年04月28日

糖尿病は遺伝するのか?

「糖尿病は遺伝するのか?」

まず結論を先に言うと

よく分からないという事になりそうです。

例えば、1型糖尿病に関与しているのではないかと考えられている遺伝子はHLA遺伝子やインスリン遺伝子など17種類ほどが確認されていますが、あくまでも「これらの遺伝子によって1型糖尿病を発症する可能性を体質的に持っているのではないか?」という推測に過ぎないワケですから、遺伝によるものだと断定するには無理があります。

ただ、1型糖尿病はインスリンを作るベータ細胞を自分の免疫システムが「異物」と認識して破壊してしまう、自己免疫性の病気であり他の自己免疫系の病気を発症している家系に比較て多く見られるとの説もあり、自己と非自己を区別するマーカー的役割とされているHLA遺伝子が1型糖尿病に関わる遺伝子として40%強の影響を及ぼしていると考えられている事を考慮すると、遺伝的要素が無いとも言えない。

もっとも、遺伝的要素があると仮定してもその要因だけで発症するのではなく何かのウイルス感染によってスイッチが入ってしまうのではないかというのが現段階でのコンセンサスのようです。

結局、原因はよく分からないという事になります。

2型糖尿病ではTCF7L2(ベータ細胞の機能障害)、HHEX、CDKAL1、SCL30A8、SCL30A8、IGF2BP2等、10種類以上の遺伝子の関連が指摘されていて、これらの組み合わせによってインスリンの分泌量やインスリンの効き具合が異なると考えられています。

2型糖尿病の場合は上記の遺伝的要素と食生活や運動などの生活スタイルが関与して発症する確率に影響を与えているというのが現在のコンセンサスです。

要するに2型糖尿病は、遺伝子レベルでの「糖尿病に罹りやすい体質」と「生活スタイル」という複合要因によって発症すると考えられているという事。ただし、これも明確なのかというとあくまでも推論に過ぎないと言うわざるを得ません。

だって、遺伝子レベルで問題があるとすれば僅か50年足らずの間に糖尿病患者が爆発的に増えたというのは、あまりにも不可解です。確かに遺伝子レベルでそういう体質があったとしても、発症との因果関係は僅かという事になる。後天的な原因が大半であると考えるのが妥当ではないだろうかと思うのです。

この50年間の大きな変化は食の変化と大きく一致しています。もちろん、運動量の減少も影響が無いとは言いませんが、やはり食の変化が多大に影響していると考えるのが妥当ではないでしょうか。

そのような観点から、私は糖分を多く含んだ清涼飲料水と食の欧米化が2型糖尿病の発症に最も大きな影響を及ぼしていると思うのですけどね。

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