2013年05月19日

乙武洋匡さんのレストラン入店拒否騒動は現代社会の象徴

もう既に多くの方がご存知の乙武洋匡さんのレストラン入店拒否騒動ですが、皆さんはどうお感じになったでしょうか?

私は今回の騒動は現代社会の象徴的な出来事だと思います。

人間の本質というのは些細な言動の中に隠されているのですが、計算し尽された言動や演出による言動を信じ込んでしまう人が実に多いように感じます。そして一旦「その人と也」を自分の中で確定してしまうと、どんなに疑わしい言動をしてもまるで信者のようにその言動を擁護しようとする。

もうずいぶん前ですが、橋下市長が府知事をしている時に別のブログで、彼を支援する人達は人を見る目が無い人達だと書いた事があります。彼が人気絶頂の頃でしたのでブログが荒れるだろうと思ったのですが何故か荒れるような事態にはなりませんでした。相当な覚悟で書いたものですから意外な反応に驚きました。ヤフーのあるジャンルで検索すると570万サイト中の4〜6位ぐらいに位置していましたから訪問者も多いサイトですしね。

今回の乙武さんのツイートを読んで「あぁ・・・ついにこの方も自身の本質をさらけ出してしまったなぁ。」と感じました。今回の出来事で私が全く驚かなかったのは、「この人の本質はこうだろうなぁ。」と以前から思っていた通りの言動をされましたから。まあね、人間なら誰でも良い部分と悪い部分が同居しているのですが、計算し尽した善人というのは個人的には最も好まないタイプなのです。

彼のツイートには60万人のフォロワーがいると言われていますから、彼がああいうツイートをすればフォロワーの中の信者がレストランを攻撃するのは誰が考えても予測出来る事です。それが分かった上でああいうツイートをした筈ですし、良い人を演じながらのささやきですからその心の闇に身震いしてしまう。

いわゆる確信犯みたいなものですね。

こういう風に書けばこうなるという予測に基づいて書いているのは明白だと思う。冷静に考えれば誰でも分かる事だと思うのですが、それが分からなくなるほど洗脳されている人も少なくない。

私の娘が赤ちゃんの頃、レストランに予約の電話をする際には「赤ちゃんも連れて行きたいのですがご迷惑にならないでしょうか?もし、個室があって他のお客さんにご迷惑にならなければ予約したいのですが。もちろん個室料金は別途お支払いさせていただきますので。」と伝えて予約を入れていました。

赤ちゃんの泣き声でお店に迷惑を掛けるのは不本意ですし、お店の作りによっては受け入れがたいところもあるでしょうから。他のお客さんの迷惑にならないように泣き始めたら妻と交代で店の外に出て泣き止むまであやしたりする事もありました。それが客としての礼節だと思うのです。

客は絶対的であり、なんでもかんでも客の要望を飲めというのは大きな間違いです。お店のあるべき姿があるのと同様に客としてあるべき姿というものもあって然るべきだと思うのです。

ある勉強会のメンバーの中に車椅子の方がおられました。勉強会の後で食事会があるのですが会場の予約の際には「メンバーの中に車椅子の方がいるのですが予約は可能でしょうか?」と確認してから予約していました。別に深く考えなくても簡単に思いつく確認です。差別という事ではなくて、お店によっては予約を受ける事が出来ない諸事情もあるでしょうから、そういう確認をするのは当たり前の事です。お店にはお店の都合があるのですから。

こちらは客だからこちらの要望に合わせろというのは横暴そのものです。

乙武さんが予約したレストランは2階にあってHPにもエレベーターが止まらないと書かれているわけですから階段を利用するしかない。しかも小さなお店でスタッフも2人しかいないのですからディナーの時間でもあるし受け入れ態勢が取れないのは誰でも察しがつくはずです。

それなのに彼は自分を抱き上げて店まで運んで欲しいと言うのですから私的には驚きを禁じ得ません。自己都合の主張ばかりしてお店側の立場など全く考えていない。その上に店名を明記してツイートをしたわけですからツイートによる暴力と言わざるを得ない。

私はね、そういう行動は人として許される事ではないと思うのですよ。仮に彼に正当性があったとしても、ああいう形で店名を明記するという行為は卑怯であり卑劣な行いだと思います。

自分の地位を利用して他を扇動し報復するかの如き言動のどこに正当性があるのでしょう。自身は善人を装いつつ自らの手を汚さずに報復するというのは実に潔くないしカッコ悪い。

こういう風にツイートすれば自分は悪く思われる事無く相手に甚大な被害を与える事が出来るという読みがミエミエなだけに、その「えげつなさ」はマックスだと思う。未必の故意ですわね。

乙武さんはレストランに対して心から謝罪すべきだし、自分の取った行動に対して大いに反省すべきではないでしょうか?私はそう思うのですけどね。
posted by グルメ | Comment(4) | ■ 日々思う事・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月13日

生きる支え 「ランドセル俳人の五七五」

人間って困難に直面すると「自分が世界で一番不幸せな存在」と思いがちで、中にはそれを悲観して自殺する人さえいます。糖尿病の人はうつ病に罹りやすいという記事を書いた事があります。一説には糖尿病の人の20%強にうつ病が疑われるとか。

糖尿病は様々なストレスに苛まれる病気でもありますから、その数字が大げさなものでもなく、また、心の弱さに起因しているとも思いません。だって現代の医学では治らない病気ですし、毎日、毎食、我慢を強いられたり周囲の無知によって心を傷付けられる病気なのですから。

先日は麻生副総理がずいぶんとヒドイ発言をしていました。糖尿病の何たるかを知らないが故の発言でしょうが「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んだ奴ら。」すなわち「自業自得で病気になった奴ら。」と思っておられる。彼だけでなく糖尿病の何たるかを知らない多くの人達の本音を代弁したに過ぎないようにも思います。

そういう現状の中で、イジメを受けて小学校を休学しているある1人の少年の記事が目に留まりました。身体が弱い事もあって小学1年からイジメを受け続け休学を強いられた少年ですが、彼が創る俳句は実に才能豊かというか感性豊かというか、本当に素晴らしい。

彼にとっては、俳句が大きな支えになっているらしい。

      

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心の支え。

糖尿病の人に限らず、人が生きて行く上で心の支えがあるか否かは人生に大きな差異を生じさせる。心の支えと言うと、「誰かが手を差し伸べる。」「誰かが支えてくれる。」という印象を持つ人が多いと思いますが、それは全く逆だと私は思っています。

自分の拠り所を自分で見つける事。
誰かの為に頑張ろうとする事。

そういう事が「心の支え」なのではないだろうかと思うのです。
posted by グルメ | Comment(0) | ■ 糖尿病と向き合う心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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