2009年04月26日

糖尿病克服の難しさ

糖尿病と他の病気の大きな違いは、幾ら頑張っても根本的な治癒に繋がらない事です。例えば、1年間頑張れば直るかもしれないという事になると目標達成意欲が湧きますが、糖尿病の場合は血糖値をコントロールするという形で、しかも、一生コントロールを続けなければならないので糖尿病に対して根気負けするケースが少なくないからです。

好きなものを食べたい時に食べれない、酒も中々飲めないしたまに飲む時でも量を考えながらという事になりますから、ゴールの無いマラソンを続ける様な精神的な苦痛に襲われる時があります。

マラソンはゴールがあるから頑張れるけど、糖尿病にはゴールがありません。だから、「もう いいや 寿命が縮まってもいいから好きな物を好きな時に食べて、酒だって飲みたい時に飲みたいだけ飲もう」という気持ちになりがちです。

しかし、コントロールするという行為から逃げると着実に病が進行し失明したり心筋梗塞や脳梗塞を起こして命を失う危険があります。

もしかすると、いつの日か画期的な治療法が確立されて糖尿病が完全に治癒するかもしれません。IPS細胞の研究やES細胞の研究が進展する事によって、いつかはそういう時代が来る可能性が極めて高いと思いますが、30年とか50年先の話かもしれないし、もっと先の話かもしれません。

よく、糖尿病という病気は闘うのではなく付き合う病気だという人がいます。確かに一理あるとは思うけど、それはキレイ事であり欺瞞であると私は思っています。

食べたい、飲みたいという欲求を抑えて生きる事に対する一種の人生観は人によって大きく異なります。ただ単に腹を満たせば良いという人もいるだろうし、食という行為に最大の悦びを感じる人もいますから「付き合う病気」等と偽善的な事は言いたくありません。

ただ、生きるという事は我慢をするという部分も必要なのは誰もが知っている事ですから、完全無欠のコントロールではなくて、時には羽目を外しながら我慢もするというスタイルの方が長続きするのかもしれません。その人の病状に応じてという事になりますけどね。





posted by グルメ | Comment(0) | ■ 日々思う事・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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