2012年10月29日

筋トレをすると、なぜ血糖値が下がるのか? 

血液の中にあるブドウ糖はインスリンの働きによって肝臓と筋肉に取り込まれるのですが、糖尿病の人はインスリンの量が少なかったりインスリンの働きが弱まっている(インスリン抵抗性)等の原因で糖の取り込みがスムーズに行われずにブドウ糖が血液の中に溢れている状態に陥ります。だから血糖値が高いのです。非常に大雑把な話ではありますが。。。

ブドウ糖の8割が筋肉に蓄えられるのですが、その為には血液中のブドウ糖を筋肉に運ぶ役割を持っているタンパク質、GLUT4(グルット4)が活性化しなければなりません。すなわちGLUT4が正常に働かなければならないのです。

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では、GLUT4という運び屋はどうやったら働くのでしょうか?

GLUT4はインスリンが放出されると、その刺激によって細胞の表面に出てきてブドウ糖を筋肉に運ぶのですが、糖尿病の人はインスリンの量が少なかったり働きが弱っていているせいで、GLUT4が細胞の表面に十分出て来れずに糖を運ぶ事に支障が生じているのです。

しかし、このGLUT4を活性化させる方法は2つある事が分かっています。1つはオーソドックなスタイルである「インスリンによる刺激」、もう1つは「筋肉を収縮させるという刺激」を与える事です。

すなわち、筋肉に刺激を与える(筋トレやウォーキング等)事で、インスリンを介さずにGLUT4という糖の運び屋が働き出すのです。インスリンというルートとは別ルートの糖の取り込みが可能になる。

因みにGLUT4のGLUTとはグルコーストランスポーターの略で、グルコース(GLU)=ブドウ糖、Transporter(頭文字がT)=運び屋、すなわちブドウ糖の運び屋という感じですかね。

GLUTは13タイプが確認されていて、通常はGLUT1とGLUT4が主な働きをしているという感じでしょか。GLUT1は血液中のブドウ糖を脳内に取り込む働きをしていて、血液中のブドウ糖を脳内に取り込む働きをしているのはGLUT1だけですからこの働きが悪いと脳にダメージを与える事になります。GLUT4は上記の通りです。

話が逸れましたが、要するに筋トレ等で筋肉を刺激する事によってGLUT4が活性化し、筋肉量を増やす事でGLUT4の量が増えますから、より多くのブドウ糖を筋肉に取り込み消費する事が可能になる。

必然的に血液中のブドウ糖が減りますから血糖値が下がるという結果になるのです。

詳しく書けば書くほど分かりにくい話になってしまいますので、かなり大雑把に書いています。細かいツッコミは入れないくださいね。

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posted by グルメ | Comment(0) | ■ 運動療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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