2017年06月14日

家族が糖尿病になった時、心掛けたい事と接し方 B 精神面を支える

糖尿病に限らず病気になると誰でも精神状態が不安定になります。特に、糖尿病は完治しない病気で生涯に亘って食事療法や運動療法を続けなければならないのです。「食べたいものが食べられない」「食べる量も少なくしなけれえばならない」というのは想像以上に大変で辛い事です。

糖尿病になった当初はほとんどの人がショックを受けると同時に苛立ちがつのります。些細な事で怒りをぶちまける事もある。そして、そんな自分がイヤになってしまう。

糖尿病の人の10%がうつ病を発症しており、30%ほどの人がうつ病が強く疑われるとの説もあります。いろんな事を我慢しなければならないという日々のストレスが大きい病気ですからこのデータに驚きはありません。

家族が共に寄り添う事、そして、精神面をサポートする事がとても大切なのです。


スポンサードリンク



その第一歩として、このシリーズの第一章で書いたように、まずは「糖尿病とはどのような病気なのか?」を知る必要があります。そして、家族としてどのように向き合い、どのようにサポートをするかを考える必要もあります。

人によって性格が異なりますので一概には言えませんが、私の体験を通じた実例を書いていきますね。あくまでも一例として捉えアレンジしてください。

・食事中に食事療法について口うるさく言わない。

食事中に、「ちょっと食べ過ぎじゃない?!」「調味料をかけ過ぎじゃない?!」などと言われると分かっていてもつい反発してしまいます。時には口論になる事もある。当人は解ってはいるのです。でも、ついつい怒ってしまう。心配して言ってくれているのは解るのですが、時々、話し合う機会を設けてその時に話したらベターだと思います。

・お菓子などは目につくところには置かない。

お菓子好きな人だとなおさらです。隠すという事ではなくて目につくところには置かない事が大切です。昔、妻の親がおみやげにお菓子を持ってきた事があります。妻はそれをテーブルの上に置いていてそれを見つけた私は激怒しました。大人気ないのですが。

「おれがお菓子を食べれない事は解ってるだろ!あてつけがましく、こんな所に置くなよ! それに、おまえの親は俺が糖尿病だと分かっていて何故こんなお土産をもってくるんだよ!」

「何故あんなに怒ってしまったんだろう?」怒った後で自己嫌悪に陥りました。まるでクレーマーみたいだ。

・血糖測定器で血糖値を測定した時に数値を尋ねない。

血糖値の測定を始める時、そして結果を見る時はとてもドキドキします。数値が悪かった時はものすごくショックを受けてしまう。思い当たる事があったり、「ちゃんとやっているのに、何故だ!」と叫びたくなる時もある。

可能な限り、本人が数値を告げるまで待った方がいいです。若しくは、上述したように「話し合いの日」を決めてその時に話をするのがベターだと思います。

・気遣いは大切だが、腫れ物を触るような気遣いは逆効果。

タイトルの通りです。料理を工夫する等そっと気遣う姿勢が大切で、「糖尿病だから、糖尿病だから・・・」という言葉やそういう姿勢を取るのは本人を甘やかしてしまう結果になったり、その不自然な言動が癪に障る事もあります。

・おかずの量を多く見せる工夫をしたり、時には低糖質のデザートも作ってあげよう。

糖尿食を作るのはとても大変です。でも、低糖質のおかずを増やして全体的にボリュームアップした食事を出されると、とてもありがたいと感じ、その心遣いに感謝の念が沸き上がります。たまには低糖質のデザートなども作ってもらえると実にありがたい。時間的に難しい場合はネットなどで低糖質のデザートが販売されています。

・糖尿病治療について話す機会を設ける。

糖尿病治療について話す機会を設ける事はとても意義のある事だと思います。日々、口うるさく言うよりもそういう機会にまとめて話す方が受け入れやすいと思います。出来るだけ明るく話す事も効果的です。その日には低糖質デザートでコーヒーもという事であればベストだと思います。

家族の支えがあると糖尿病の治療はスムーズに運ぶと思いますし、当人にとっては「苦労かけてすまないな。」「こんなに心遣いをしてもらって本当にありがたい。」「私も頑張らないと!」という気持ちになります。

家族にとっても、とても大変な事ですが、精神面で支える事が家族の絆を深める事になると思います。

スポンサードリンク




この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/450852324

この記事へのトラックバック

▲ページの先頭へ