2016年12月06日

インプラント治療で誤解しがちな事

糖尿病の人は歯周病に罹りやすいと言われており、同時に歯周病が糖尿病に悪影響を与えるとも言われています。まさに負の連鎖という感じですね。

まあ、そういうわけで、糖尿病になると歯のトラブルが起こりがちで歯周病などが悪化して一部の歯を失ってしまった人も少なからずいらっしゃると思います。

そういう方達の中にはインプラント治療を検討されている方もおられると思います。

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インプラント治療に関する記事がZUU onlineさんから配信されていましたのでご紹介します。ただ、糖尿病の人の治療に関して「抗生物質を内服するなどして、対策をしておく必要があります。」との記述がありますが、抗生物質は低血糖を招く可能性もありますので事前に主治医に相談をするべきだと思います。

     インプラント治療の3つの誤解


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2014年12月04日

糖尿病とうつ病

糖尿病の人はうつ病になりやすい傾向があり、うつ病自体が糖尿病の合併症ではないかという捉え方をする人もいます。一部には糖尿病の人の10%がうつ病を発症しており30%ほどの人がうつ病が強く疑われるとの説もあります。

私は驚くような数値だとは思いません。

だって糖尿病になると食事制限が避けられませんし医師や栄養士に指示される食事制限というものは非常にタイトですから。食事制限のストレスは半端ではない。特に私のような食いしん坊(発症前から標準体重だったけど。)にとっては強烈なストレスと言わざるを得ない。

現代の医学では糖尿病が完治する事はありませんので血糖値をコントロールする事が至上命題になります。すなわち食事の量や内容をコントロールするという事になる。

よく、こういう事が言われています。

「糖尿病になったからといって悲観する事はない。上手に付き合う事が大切なのだ。」

確かにその通りだとは思いますが口で言うほど簡単ではないし、そういう割り切りが出来る人は少数だというのが実情ではないでしょうか?

一時的に我慢すれば良いというのではなく一生我慢しなければならない、ゴールのないマラソンみたいなものです。マラソンはゴールがあるから途中の激しいストレスにも耐える事が出来るわけで、ゴールがないエンドレスのレースなら誰もが途中でリタイアするか、途中でレースを中断して数日後に再び走り始める事になる。

糖尿病の食事制限は基本的には中断もせずにエンドレスという事になりますし、血糖値のコントロールがうまくいかない日が続くと周囲から「頑張れ! 頑張れー」と励まされ(当人からすれば追い込まれるような気分。)また、自己嫌悪に陥ってしまう。

リアルタイムの血糖値が数字として表示され、それを突き付けられてショックを受ける。そういう事を繰り返していると、まともな神経の持ち主ならば、そりゃぁ、うつ状態になりますよ。若しくは居直るか・・・

特に日本人の場合は繊細で完璧主義の人が多く、血糖値が高いのは自分が悪いからだと、ひたすら自分自身を責めてしまう。

「あぁ・・・ 私はなんてダメな人間なのだろう・・・」

血糖値のコントロールがきちんと出来ている人がいて、「糖尿病はうまく付き合えば良いのです。」なんて満面の笑みで言われたら、「やっぱり私はダメな人間なんだな・・・」と落ち込んでしまうのが普通ではないでしょうかね。

一方で、時としてなんらかの切っ掛けによってモチベーションが高まりつつも、挫折によってまるでリバウンドのような状態になって深く落ち込んで自己嫌悪の世界に戻ってしまう。

だいたい、こういう流れでうつ的な状態になっていくのではないかと。。。

以前、糖尿病の人の死生観というか人生観というか、そういう記事を書いた事があります。糖尿病患者として生きるという事、それは血糖値をうまくコントロールして糖尿病と上手に付き合う事しか選択肢がないのか?

必ずそうしなければならないのか?

そういう根源的な部分について見つめ直す事もありかなと思うのです。

もし、糖尿病が原因でうつ病になり自殺まで考えている人がいるならば、ある意味でそれは本末転倒と言わざるを得ません。

生きる意義が他人と同一である必要はないし、同じであろうとする事が正しいわけではないと私は思っています。

あまり自分を責めないようにしましょうよ。

少し哲学的な話になるかもしれませんが、今月中に糖尿病の人の死生観について少し掘り下げた記事を書きたいと思っています。

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2013年03月13日

早期インスリン投与も検討すべきでは?

以前は「2型糖尿病患者へのインスリン投与は最後の手段。」と言われ、投薬では改善が見込めない糖尿病患者にインスリン投与を行うものだというコンセンサスがありました。糖尿病患者にとっても、「ついにインスリンを打たなければならないほど糖尿病が悪化してしまった・・・」とショッキングな出来事の1つでした。

しかし、近年の研究でその考え方は否定されつつあります。

糖尿病早期の段階でインスリン投与を行う事で疲弊した膵臓を休める事が出来ますし、不足しているインスリンもしくは働きが悪くなっている人にとって外からインスリン自体を補充する事はある意味でより自然な治療法と捉える事もできます。

近年はインスリン注射の針はより細くなっていて痛みも相当軽減されているそうです。私がインスリン注射をしていた頃はそれなりの痛みがありましたが、今の針の薄さと比べるとかなりの相違があります。

それにバリエーションも多くなり、超即効性のインスリンもあります。その人の状態に応じたものやライフスタイルに合わせた選択肢が増えた事により、糖尿病治療の有効な手段であるというのが現在のコンセンサスでもあります。

しかしながら、未だに「インスリン注射は糖尿病治療の最終手段。」と考えている患者さんが多いようですし、医師の中にも未だにそういう考えを持っている方もおられるようです。

糖尿病治療の本来の目的は合併症を防ぐ事。投薬で血糖値がなかなか改善できないという人は、早期の段階であってもインスリン投与を検討すべきではないかと思います。糖尿病専門医と相談されて判断されてはいかがでしょうか。

ただし、インスリン注射には使用方法に関して大きなルールがあるという事。どれだけの量をどのタイミングで打つかという事は厳密に行わなければなりません。この辺りの事も糖尿病専門医から厳密な指導を受けて行う必要があります。

最近の研究ではインスリン治療の早期導入も効果があるという事が判明しています。自己注射というのは心理的な抵抗感がありますがすぐに慣れます。インスリン注射は最終手段だという概念を取り除く事が大切なのではないでしょうか。
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