2018年03月07日

糖尿病が引き起こす「合併症」 神経障害を甘く見てはいけない

「糖尿病は合併症が怖いのだ。」と、よく言われます。そして3大合併症は「神経障害」「網膜症」「腎症」で、最悪の場合には「脚の切断」「失明」「透析」に至るという事はご存知の方が多いと思います。

糖尿病の3大合併症の中で最初に現れる症状は「神経障害」だから、神経障害が出ない限りは「網膜症」や「腎症」の心配はしなくても良いと思っている方が多いかもしれませんが、厳密に言えばその考え方は間違っています。

確かに大半のケースでは最初に現れるのは神経障害ですが、そうではないケースもあるのです。

また、神経障害になったとしても「フットケア」に注意を払っておけば、「皮膚潰瘍」「壊疽」などになったとしても早期発見・治療によって脚の切断にまでは至らないだろうから「神経障害は軽い合併症だ。」「壊疽・潰瘍だけに注意していればいい。」と考えている人がいるとしたら、それは大きな間違いです。
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神経障害は脚の切断か切断回避かという問題に目を奪われがちですが、それだけではなく、他にも様々な障害が生じます。

神経障害が悪化すると、「便秘」「排尿困難」「ED」「発汗異常(皮膚の一部だけ汗が出ない・逆に特定の部分で異常に汗が出る等。」「低血糖と高血糖を繰り返す。」「低血糖の自覚症状が無く、いきなり意識を失う。」「本来なら激しい痛みを伴うような心臓発作を起こしても無痛のため危機的状況に気付かない。」「脚の関節変形」「歩行困難」等々。

数え切れないほどの症状が存在します。

因みに、私の父は極度の便秘と排尿困難な状態になっていたらしい。尿意はあるのに出ない時が多々あり病院で排尿してもらっていた事を後に聞かされた。オシッコが出ないのはとても苦しいらしい。

神経障害と言っても多岐にわたるのです。

糖尿病と診断されても、当初は特段の自覚症状が無い為に放置する人が少なくないようです。糖尿病に対して過剰に悲観するのも考えものですが、「糖尿病の知識を得る事」や「定期的に検診を行い医師の診断を仰ぐ事」が大切です。

眼科にも半年に1度は眼底出血などが生じていないかどうか検診に行くべきです。キチンと眼底検査をして早期発見に努め、失明しないように注意を払いたいものです。レーザー治療もできますしね。

自己判断で安易に考えて「放置」というのは非常に危険な事だと思います。

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2018年02月17日

温かいお茶を1日1杯飲めば緑内障リスクが74%低下

緑茶や紅茶などのお茶を1日に1杯飲めば緑内障の発症リスクが74%も低下する事が米ブラウン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者らによって発表されています。

被験者は1678人。大規模とまではいきませんが、まあ、コホート研究(仮説を立てて多人数・長期間の追跡調査を行う研究)としてはやや小規模ですが、そこそこの人数。

緑内障というのは目の病気です。

通常、目の中の房水(目の中を循環する液体の事)によっで目の中の圧欲を安定させています。この圧力の事を眼圧と言います。

この眼圧が何らかの原因によって高くなり視神経を圧迫。視神経を障害して視野欠損を引き起こす病気です。日本人の失明原因の第1位で2位が糖尿病です。

両眼が同時に緑内障になるケースは少なく、緑内障になっても異常が無い方の目が視野をカバーする為に気付きにくい病気です。

日本人の場合、40歳以上では5%程度、60歳以上では10%程度の罹患者がいると推測されていますが、前述のよう自覚症状を感じにくい為、気付いていない人も少なくないようです。ある程度の年齢になれば定期健診をした方が良さそうです。

「糖尿病の合併症は糖尿病網膜症だから、緑内障は糖尿病の私には関係ない。」と思っていませんか?

米国眼科学会によって緑内障の発症リスクを高める要因リストが公開されていますが、緑内障リスクを高める要因として「糖尿病」が指摘されてされいます。『糖尿病』が緑内障のリスク要因になるとされているのです。

たった1杯の温かいお茶で緑内障リスクが74%も減るというのですから、暖かいお茶を飲む習慣を身に着けたいですね。

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