2009年03月07日

医師が驚く (糖尿病入院日記 第4話)

すぐに私の名前が呼ばれて、診察室へ。。。

医師は私の顔をまじまじと見ながら、看護婦さんにてきぱきと指示を出しながら
「気分は大丈夫ですか?」

(何故、みんな、同じ事を聞くんだよ〜 死相でも出てるっていうのか?)

「はい、全然大丈夫です。ただ、ちょっと体がだるいです」
「ちょっと採血をしますから、ベッドに横になってください」

どれくらい時間が経ったかは覚えていないが、再び医師の診察が始まった。
彼は開口一番こう言った。

「1人で来たんですか?」
「はい」
「歩いて?」
「はい。電車を降りて、ここまで歩いて来ました」

彼は血液検査のデータと思われるものを見ながらしばし沈黙。

「よく 途中で倒れませんでしたね。驚きましたよ」
(ひえー 脅かすなよ〜 早く本題に入ってくれよ。で、どうなの?凄く悪い結果なの?)

「驚いたなぁ ほんと よく倒れませんでしたね。」
「血糖値ってわかります?540もありますよ。普通は倒れちゃいます。」
「このまま入院しましょう。ご家族に連絡を取られてください。」

「いや、明日は大事な仕事がありますから、少し考えさせてください」
「無理強いは出来ませんが、さっきも言った様に、今、こうして倒れずにいる事が
不思議な状態ですよ。すぐに治療を開始すべきだと思います。」

「わかりました。じゃあ、とりあえず、着替えなどを取りに家に帰って戻って来ます」

帰宅して妻に入院の事を告げると随分ショックを受けていた。

着替えを持参して病院に戻り、早速入院の手続きを進めた。
そして、病室へ。なんと、車椅子で連れて行かれてしまった。
私は頑固者なので、「車椅子は結構です。歩いていけますから」と主張したのですが
説得されて、しぶしぶ乗る事にした。

そして、私の入院生活がスタートする事になりました。


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2009年03月06日

糖尿病の予兆 B (糖尿病入院日記第3話)

それから1年ほどが経過したある日、仕事から帰宅した私は食事を済ませて書斎でパソコンに
向かっていたのですが、凄い喉の渇きを感じて「午後の紅茶」を取りに台所に向かいました。

午後の紅茶は大好物で1リットルサイズのものを2本冷蔵庫に入れていました。
早速、喉の渇きを癒す事に。

グラスに注いで飲んだのですが、全く飲んだ気がせず、もう一杯、もう一杯と飲み続けて
気が付くと半分を一気に飲んでしまった。

(おかしい 何かおかしい 気分も悪いし)

遂に1本飲み干してしまい、気分も悪いので2階の寝室に戻ろうとしたのですが、階段で
動けなくなってしまいました。気分も悪かったけど、お腹が苦しくて動けなくなったのです。

そして翌日、総合病院に朝から診察に行く事にしました。

病院に着くと、待合室にはたくさんの人が並んでいて、1時間はかかりそうな状況。
じっとしてるのが苦手なので本を読みながら順番を待っていると 「大丈夫ですか?」という女性の声が。

読んでいた本から視線を上に向けると、看護婦さんが私に向かって更に言葉を続けた。

「大丈夫ですか?気分が悪かったらすぐ言ってください。順番を繰り上げてすぐにお呼びしますから。」
「はっ はい。。。」
「あなたのお名前は?」
聞かれるままに答えた。
周りの人が一斉に私の方に視線を浴びせて来るので目のやり場に困った私は再び本を読み始めた。

視線は本に向けているのだが、文字なんか見てない。頭の中は看護婦さんが何故自分に
そういう形で声をかけてきたのか?という事ばかり。

そんなに具合悪そうに見えたのか?
そりゃぁ 多少は具合が悪いから病院に来たのだけど、横を通っていた看護婦さんが
足を止めて語りかけてきたのだから。。。

そんな考えが頭を駆け巡っているその時に、私の名前が呼ばれた。
返事をして診察室に入ろうとすると、別の看護婦さんが私の腕を支えるようにして
「気分は大丈夫ですか?」と聞きながら、私が診察室の長椅子に座るまでずっと腕を支えてくれた。

「先生にすぐ診てもらいますからね」

この一言で、私をとてつもない不安感が襲った。

《続く》
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